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2CD Home Sanctuaryは、いわば自身の聖域を確保するための道具と言えます。それは、忙しない日常を送り自分と向き合う時間や空間を必要とする方にこそ手に取っていただきたいもの。初回となる今回はフラワーアーティストのニコライ・バーグマンさんの職場へお伺いし、2CD Home Sanctuaryを実際に触れていただいた感想や、心を豊かにするために心がけていることについて話を聞きました。

 

花と向き合い、心を整える。

2CD Home Sanctuaryは、心の平静と集中力を高める禅の思想に端を発する道具であり、不要な装飾を排し本質のみを繊細に形にしたインテリアでもあります。プロダクトを手に取ってもらったのは、フラワーアーティストであるニコライ・バーグマンさん。重厚感溢れる箱に生き生きとした花が整然と敷き詰められたフラワーボックスは、言わずと知れた氏の代表的な作品です。そんな日本で最も顔を知られるフラワーアーティストの一人として日々忙しく活動するニコライさんは、いかに魅力あふれる花を継続して世に送り出しているのでしょうか。

 

「花に向き合うことは、私にとってかけがえのない有意義なものです。最近は創作活動以外の業務も多いですが、気にかけるたくさんの案件を置いて目の前の花だけに集中する。そんな時間と空間をできる限り確保するようにしています。例えば朝の9時から夕方5時まで打ち合わせが続くような日も多いのですが、少しでも花に向き合うことで心と思考に余裕というスペースが生まれます。加えて最近気付いたのは、自分と向き合う時間として花を作る時代になったといっても過言ではない、ということです。定期的に開催するフラワースクールの受講生が、花を生けた後に言ってくれたことがとても印象に残っていて。すごく穏やかな気持ちになったとか、周りのことを全て忘れて没入できたなどと言ってくれる方が実は、ここ最近とても多いんです」。

(取材に丁寧に応じるニコライ・バーグマンさん。)

 

「ご夫婦で初めてフラワーレッスンに参加した方の中では、男性の方が夢中になることも多いです。そもそも花=楽しいという印象を持っているのは女性の方が多い。実際に触れてみて、その意外な魅力に気づくことで男性が夢中になるのかもしれません。話をすることも止めて、静かに花と向き合うという行動自体が新鮮なのかもしれません。

そういえば、日本の家庭では朝に必ずテレビを点けたり、常に後ろで何か音が流れていることが多いですよね。私がデンマークで生まれ育った時分は、なかなか見ない光景でした。忙しない日常だからこそ余分なこと/ものをできるだけ排した「無」の状況をつくるという観点を持つこともこれから大切かもしれませんね」。


(棚の下段にあるのが、2CD Home Sanctuaryの製品)

 

大事にしたいのは、一日の始め方

2CD Home Sanctuaryは、朝起きて自分を見つめる時や夜眠る前に静かな気持ちになるためなど、日用品として使っていただく提案をしています。ニコライさんは、普段の暮らしの中でどのように自分と向き合う時間を作っているのでしょうか。

「朝の習慣として2つのことをするようにしています。まず一つ目は起床してから最初の一時間はスマートフォンに触らないようにすること。そして二つ目は家で運動をすることです。運動の後は頭も身体もスッキリして、気持ちが落ち着きます。一日をどのようにして始めるか、その始め方がとても大事だと思っていて。最近は子供が生まれて、静かな朝の時間を作るのがなかなか難しくなっているのが実情ではあるのですが。この2CD Home Sanctuaryはそういった自分のための時間を豊かにするきっかけとなる道具だと思います。また、仕事が始まると、つい朝から晩まで没頭してしまいますが、10分だけなど短くても自分と向き合う時間を作れたらすごく健康的ですよね。今後、ぜひ取り入れてみたいと思います。余談ですが、2年半ほど前から箱根にて「ニコライ バーグマン 箱根 ガーデンズ」という庭園を運営しています。フラワーデザインが箱根の自然の中に取り入れられ、人と自然が繋がる場所となればいいなと考えて作ったのですが、そんな鳥の鳴き声が聞こえる場所に、この2CD Home Sanctuaryを置くのも合いそうだなと、今、容易に想像できます」。


(心地よい音が響くおりんと豊潤な薫りのお香が、自分時間を際立たせる。)

 

自然素材が生み出す美しさ

自然素材を使い、過度に意匠は凝らず在るべき姿へ研ぎ澄ました形にすることが良いという考え方で作られた2CD Home Sanctuary。同じように普段から自然のおくりものを扱うニコライさんに、その製品はどう見えたのかを最後に聞いてみました。

「石や真鍮など全て各製品ごとに職人や生産地にこだわり、自然から生まれたものを加工したと聞いて、まずその概念が気に入りました。自然なものなので一つとして同じものはなく、個性を持つ色合いであるという点もいいですよね。さらに使い手によるそれぞれの経年変化も加わるでしょう。僕らが扱う花のように、家に置いておくと何か良いきっかけになる気がする、そう感じさせてくれる素敵なプロダクトだと思います」

 

<プロフィール>

デンマーク出身のフラワーアーティスト。北欧のテイストと日本の感性を融合させた独自のスタイルを確立。代表作である「フラワーボックス」は、フラワーギフトの定番として広く親しまれている。20224月には、箱根・強羅に「ニコライ バーグマン 箱根 ガーデンズ」をオープン。

https://www.nicolaibergmann.com
https://www.instagram.com/nicolaibergmann/
https://hakonegardens.jp

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